ずっと纏っていたい、心地よい服を作ること

それは私にとって
かけがえのない今を丁寧に生きることと同じ

丁寧に生きること
それは
人やモノを大切にするということ
きちんと考えるということ
だと改めて感じています


幼い頃からミシンが身近にある環境だったこともあり
なんでも手作りすることが好き
同じ頃
民族布に強く心惹かれ
民族衣装に興味を持つようになりました

一般企業で１３年勤務し
結婚と離婚を経て
一度きりの人生だし一人だし
好奇心の赴くままに身を委ねることにしました

服作りと派遣やバイト掛け持ちの生活をしながら
アフリカで生活してみたり
伝統音楽を学んだり
市場で布を買付けてはテーラーに通う毎日を過ごすなど
現地で商品の製作を行ったりもしました

旅に導かれるうちに
生きる力を目の当たりにするうちに

沸々と湧いてきた感情や目標がきっかけで
現在に至ります


自ら服を手作りするようになって約20年

出会いあり
別れあり

大切な想い出と共に
時に思いを馳せながら

かけがえのない今を丁寧に生きるように

デザインから製作まで
一着一着こころを込めて作っています